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  • 執筆者の写真BODHI A.

いいことだらけ!「瞑想」のススメ


瞑想ってどうなの?どんな効果があるの?という方も多いと思います。なぜ瞑想がいいと言われるのか、どんな経緯があって世界に広まったのか紐解いて行きたいと思います。題して、いいことだらけ!「瞑想」のススメ


瞑想は非常に古い歴史を持っています。人々が自分自身の内なる平和や洞察に到達する手段として、さまざまな文化や宗教の中で発展してきました。


瞑想の起源は紀元前1500年くらいの古代インドと考えられています。この時期にはインドの叡智者や聖人たちが、瞑想の実践とその恩恵についての洞察を開始しました。ヴェーダ文献やウパニシャッドといった古代のテキストには、瞑想に関する教えが含まれています。またヨガの実践においても、瞑想は重要な要素とされました。


瞑想の実践は、古代インドのヨガ哲学においても重要な位置を占めています。ヨガの実践者は、身体のポーズ(アーサナ)、呼吸の制御(プラーナヤーマ)、瞑想(ダヤーナ)などの要素を組み合わせて、身心の統一と高次元の意識状態に到達しようとします。パタンジャリの「ヨーガ・スートラ」は、ヨガの実践と瞑想の指針について詳しく説明しているので、興味のある方はぜひご一読を!


紀元前6世紀に生まれた仏教は、瞑想の実践をかなり強調した宗教・教えです。仏教の創始者であるゴータマ・シッダールタは、瞑想を通じて苦しみからの解放や覚醒を追求する方法を示しました。彼の教えに基づいて様々な瞑想の形式が発展しました。特にヴィパッサナー瞑想(洞察瞑想)や禅瞑想は、仏教の瞑想の伝統の中で広く世界中で実践されています。


そして現代社会においても、かつてないほど瞑想の実践が広まっています。20世紀の中ごろから東洋の瞑想が西洋社会にも広く知れ渡り、さまざまな瞑想法が登場しました。特にマインドフルネス瞑想は、ストレス軽減や心身の健康増進などの目的で広く受け入れられています。


瞑想により作り出される物事に集中しやすい心身の状態を「マインドフルネス」といいます。マインドフルネスは「今、ここに存在することのみを意識する」ということで、心を落ち着かせ、嫌な思い出や不安といったストレス要因を考えず、今の自分にだけ意識が向いている状態のことをいいます。マインドフルネスには心を穏やかにし、うつ病の抑制などの効果があると考えられていて、何かと病んだ人が多い現代社会にぴったりな瞑想法です。


瞑想は時代や文化によって異なる形態をとってきましたが、その目的は一貫して内なる平和や洞察の追求にあります。さまざまな伝統や実践方法が存在するので、個々のニーズや信念に合わせて選ぶことができます。


瞑想はストレスや不安を軽減するだけでなく集中力や創造力を高めることもでき、心身の健康を促進することもできます。瞑想を行うことで脳内のストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が抑制され、免疫力が向上することがわかっています。


瞑想を日常的に実践することで心身の健康を維持し、より良い生活を送れたらいいですね♡


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