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執筆者の写真BODHI A.

謎の天体「月」と人類との奇妙な真実


太古の昔から人類が眺めてきた月。地球に一番近い星にして謎多きミステリアスな存在。月とは何なのか 謎の天体「月」と人類との奇妙な真実を探ります。


月が生まれたストーリーには諸説ありますが、有名なのは約46億年前の地球が生まれる最後の段階で、地球に火星くらいの大きさの天体「テイア」が衝突。 この衝突で天体は溶けて崩壊し、地球の周りに土星のような円盤を形成します。 この円盤が素材となって月が生まれたとする説が巨大衝突説で最有力とされています。この時何とたった数時間で月が形成されたとのNASAの研究もあり、その他人工説や月の鉱物の年代を調べたら地球より古かった説など、多くの謎が残っていて正確な答えはでていません。


一年で4センチづつ離れ続けている地球と月。もし月がなかったら、地球はどうなるのでしょうか?地球の自転を鈍らせている月の引力が無くなってしまうと、地球は高速で自転をはじめます。 1日の長さは現在の3分の1になり、時速数百キロの強風・嵐が吹き荒れ人類はまもなく終了します。 地球の今の状況は月があってこそのバランスなんですね。


そして月と言えば外せないのがクレーター。直径10km以上のクレーターが1395個、直径100km以上は199個あります。 まさにクレーターの星。月の裏側の地殻は表より古くて厚く、数多くのクレーターで超ボコボコになっています。月が地球への数多くの隕石の衝突を防いでくれていたことがわかります。しかし直径80kmのクレーターの深さが3kmしかないなど、その衝撃を考えると殆ど全てのクレーターの深さが異常に浅すぎる謎は全く解明されておらず、人工星説や空洞説まで数多くの都市伝説があります。


月がいつも同じ面しか見せないのはなぜでしょう? これは月が地球を1周する間にちょうど1回自転しているから。 つまり月の公転周期と地球の自転周期がまったく同じなのです!要するに45度公転したときに45度自転しているので、いつも地球に対して同じ面が向いているのです。


地球から見ると月の大きさは太陽の大きさとほぼ同じですよね。太陽と地球の距離は、月と地球との距離の395倍あって、太陽の直径はちょうど月の直径の395倍。なので月と太陽が同じ大きさに見えるのです。なかなかの偶然です!


私たちの体は約29.5日周期でくり返される月の満ち欠けに影響を受けています。 人によっては倦怠感、気分の高揚、浮腫み、注意力低下など様々な症状が起こりやすくなります。 月には引力があり、潮の満ち引きと同じように、私たちの体も影響を受けます。 人体の約70%にあたる塩分を含んだ体液が海水に近いからかも知れません。


月の引力が強まる満月は頭に血が昇りやすく、身体が興奮状態になると言われます。 不眠や火照り、寝汗、ドライアイ、関節痛などの悪い影響が強く出る人もいるようです。月が人体へ与える影響は図り知れませんね。また月には浄化作用があると言われ。様々なデトックス法を試す方々も多いようです。


ちなみに実験で人間は昼も夜も時間もわからない状態で暮らすと、自然と月の満ち欠けの周期を基にした「太陰暦」の時間軸で生活するそうです。なので「太陽暦」で暮らす我々は少々無理をして日々生活していることになります。たまに何だか調子悪いのはこのせいかも?


アポロ計画では月に行ってないとか、UFOの基地があるとか、中が空洞だとか、深堀すればするほど月には不思議な話がたくさんあります。たまにはリラックスして月を眺めながら、物思いに耽るのもいいですね。


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